読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

卒業

おはようございます。

いつも、「いいね」や「コメント」ありがとうございます。

さて、3月7日 月曜日の朝。

今日のお天気は晴れ。今日は少し寒の戻りです。お天気は何とか持ちそうです。

現在の気温3℃、最高気温は11℃前後ってと卒業sこですが、夕方は雨の気配も。風速は常時7〜8メートル吹きますんで寒い(*`・ω・)ゞよ。

さて、今日のお話し。

卒業シーズンですからね。

卒業式のスピーチシリーズ

作家、ジョージ・サンダース氏によって、シラキュース大学で行われたものです。

彼は1958年生まれ、現在59才である。

彼のスピーチの全文は長い。

しかし、

彼のスピーチは「成功者でもない同年代のおやじの説教」として捉えるとおもしろいですわ。

以下 

ようっ!

おまえら、おやじっていうのは、金づるだとしか、思っちゃいねえだろう?

てか、昔のロック、The Whoのヒット曲を思い出せないときに、尋ねたり、まあ、出番っちゃあ、そんなとこだ。

で、たまたま気が向いたら、「このおやじはなんでこんなんになっちまったのかな?」っていう興味がわいて、「人生で、一番、後悔してることは、何?」なんて失礼な質問をぶつけてきたりする。

ま、もちろん、そんな質問されなくても、こっちから言い聞かせてやることも多いし、聞きたくないって言われたら、ふんづかまえてでも、話してやりたくなるのさ。

で、おれ。

まあ、「成功した」と思われてる作家のおれだけど、おれが、人生で、一番後悔してることは、なんだと思う?

たまに、ビンボーしてたこと? えげつない仕事に明け暮れたこと?

あ、あれか。スマトラで川に落っこちて、それを300匹のサルたちに笑われたとき?

そうさ、あいつら、盛大に川にウンチをしやがって、その水を飲んでしまったおれは、病気になって、7か月も入院したんだ。

あのときの大失態か?

そんなことじゃない。

あれは、中学校1年のときだった。

エレンちゃんが転校してきた。エレンちゃんは、おばんしかしないような大きな眼鏡をして、いつも、ピリピリしてて、金髪の髪を口にもっていって、噛んでた。

クラスのやつも、近所の連中も、ほとんど、彼女を無視した。そして、たまに、からかった。「お前の、髪、いい味する?」ってね。

いや、もちろん、おれは、そんなことには加担しなかった。

どちらかといえば、そんなことから、彼女を守ろうとした。

だけど、何もしなかった。

でも、もちろん、知ってたんだ。

彼女が、朝、学校へ行く前、家を離れて学校へいくことを、まるで恐れるように、家の前庭で立ち止まっているのを。

そのうち、彼女は、いっちまった。

転校して、いなくなった。

まあ、それだけの話だ。

そして、そいつが、42年経った今でも、忘れられないんだ。

おれが、人生で、一番、後悔しているのは、そういうこった。

なんで、あの時、親切になれなかった、ってことなんだ。

さすがに、いまじゃ、おれの目の前に、ひどく困った人間が現れたら、すんなりと同情できるし、親切に、やれることをやる。

じゃあ、なぜ、親切になるのが難しいのか?

ダーウィン流に、生き残るための間違った意識が遺伝子のなかに組み込まれているんだと、おれは推測している。

つまり、こんな風に、でっかい間違いを思い込んでる

(1)自分こそが世界の中心だ  

(2)自分は世界から切離された存在だ

(3)自分の命に終わりはない

頭じゃ、わかっているのさ、誰でも。

でも、本能的に、そう考えて行動しちまうのが、人間てものなのさ。

どうやったら、そいつを払しょくできるかって?

そいつは難しい問題だ。

子犬を飼ってみるとか、いろいろあろうぜ。

でも、スピーチの時間も3分を切ったんで、あたりまえの方法を言うより先にすすむぜ。まあ、それについちゃ、自分でも考えてみるこった。

まあ、しかし、この件についちゃ、ちょっと素敵なこともあるぜ。

おれたちは、歳をとると、自然に、ある程度は、「親切に、やさしく」なるもんだ。

人生、いろいろと辛いことがあっても、助けられることだってあって、社会とつながってるし、みんな助け合って、生きているんだっていうことが、実感できるようになるんだ。

知り合いが、ポロポロと死んでいきゃあ、否が応でも、自分もそのうち、あちら側へ行くことが、実感として、わかるようになるしな。

そう、おれみたいな人間でも、そいで、たいていの人間は、歳をとると、優しくなるものさ。

ひとつ教えておいてやるぜ。

なんだかんだ言ったって、おまえのその「おれがおれが」っていう利己心は、歳をとるにしたがって、いつか薄れていく。

で、お前の存在の中心にあった「おれ」は・・・・照れくさいが、はっきり教えてやるぜ、「愛」に置き換わっていることに気づくだろう。

おまえら、思ってるだろう?

なんで、父ちゃんと母ちゃんは、たいしたこと成し遂げてないのに、あんなに幸せそうなんだろう、って。

お前の父ちゃんと母ちゃんの中心は、いまのお前の「おれ」じゃなくって、「お前に対する愛」に置き換わってるんだぜ。だから、あんなにも、幸せそうなんだ。

ほら、全然、わかっちゃいないだろう?

で、お前も、そうなるんだぜ。

まあ、ともかく、卒業、おめでとう。

で、もちろん、お前ら、これから社会に出て、成功したいって、思ってるよな。

いい大学出て、いい会社に入って、きれいな嫁さんや、稼ぎのいい旦那を見つけて・・・

そして、もちろん、天職をみつけて、その分野で成功したいと思ってる。

それでいいんだ。

がんばれよ!

でも、知っておいたほうがいいぜ。

その種の成功は、カゲロウみたいなもんだ。

知ってるだろう?

カゲロウってやつは、それを目指して、いくら歩いても、どんどん遠ざかって、結局到達できない。

「成功」を追っかけて、「成功」は手にしたけど、それが思っていたもんじゃなかった、って場合もある。

いわゆる「成功」だけを追っかけてると、人生、間違えることもあるんだ。

だから、おれがお前らに、頼みたいのは、こういうことだ。

どうせ、お前らは、歳とともに、親切な、利己的でない人間に、なっていくんだ。

いくら、お前が、いま、親父やおふくろを理解できなくてもな。

だから、そいつを、急げ、そのスピードを上げろって。

なにも、「成功」を追っかけるな、と言ってるんじゃないんだ。

金持ちになれ、名誉を求めよ、胸を焦がす愛に落ちよ、旅をせよ、革新をおこない、リーダーシップをとれ!

そして、裸でジャングルの川で存分に遊べ!(ただし、サルたちのうんちには気をつけろよ)

だけど、やがて、歳とともに、自分の中で大きくなる光、人のことを深く思いやるお前の芯にある灯、そいつの存在を信じて、大切に育てることを忘れちゃいけない。

それを大きく、大きく育てるんだ。

大きな問題に直面して迷った時、その光の照らす方へ進め。それこそが、お前を大きな成功に導くはずだ。

そして、万一、社会的な成功が、お前の目前で、だれかほかのものの手に落ちたところで、どうだというんだ?

その灯を育てること、その輝きを放つこと以上に、大切なことなんてない。

そして、いつか、シェイクスピアのように、ガンジーのように、マザーテレサのように、その灯を、まぶしいばかりの輝きにするんだ。

そして、お前が80才になったとき。110才になったおれがもし生きてたら、「おれの人生は、素晴らしかった」って聞かせてくれよな。

卒業、おめでとう!

どおです。型破りでしよ!

でわ

皆さんも良い一日を。

GoodLuck & GoodDay